令和4年度京町家まちづくりファンド改修助成事業が選定されました

京町家まちづくりファンドでは、平成18年度からこれまでに95件の改修助成事業を通して、京町家から広がる京都ならではの住まいづくりやまちづくりを応援してきました。

まちづくりの拠点となる京町家の改修事業や、歴史的な通りを修景する取組を募集し、第48回京町家まちづくりファンド委員会(令和4年9月22日開催)における、申請者からの改修内容の発表や厳正な審査を経て2件が助成対象として選定されました。

1. 白百合会の拠点(楠邸)

祖父母、両親から受け継いだ京町家を、子ども達の『育ち』を支援する場として再生させるプロジェクトです。京町家が中学生の学習支援や子ども食堂を実践する場として改修されます。

■申請者:社会福祉法人 白百合会
■工事内容:屋根、外壁、外部建具、格子
■工期:令和5年4月~12月(予定)

2. 旧キンセ酒店と瓢箪路地

木屋町から先斗町へ続く路地を含む京町家9戸で構成される町家群の『通り景観の修景』プロジェクトです。

■申請者:株式会社 清壽
■工事内容:屋根、外壁、外部建具、増築部撤去、路地整備
■工期:令和5年5月~令和6年2月(予定)


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